不二子のラウンジ

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2011年 ペルー旅行④ ワイナピチュに登る

 

マチュピチュ遺跡はマチュピチュ山とワイナピチュ山から成っている。

マチュピチュは老いた峰、ワイナピチュは若い峰っていう意味らしい。

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遺跡があるところがマチュピチュ山、向こうに見えているのがワイナピチュ山

 

この日はワイナピチュに登るためにめっちゃくちゃ早起きをしました。

ワイナピチュは入山制限があって、7時と10時に200人ずつ。併せて400人しか登れないので、並ばないといけないのです。私たちはこの日の午後にクスコに帰るので7時の回に登りたかった。

Alexに聞いたところマチュピチュ村から遺跡への始発バスは、到着するのが6時過ぎとのこと。じゃあその前に並べばいいんじゃん!ってことで6時前にホテルを出て、遺跡入口へ!!

と思ったら長蛇の列!!!!!

なんでええ~!?100人くらいいそうなんだけど。。。

慌てて列の後ろに並ぶ。

行列の謎がわかった。

みんな麓から登ってきているのだ!!!

こんな氷点下に近い、真っ暗のなかをヘッドライトつけて登ってきてる!

みなさん白人の方。すごい根性です!!あっぱれ!

 

ガタガタ震えながら30分くらい並んだでしょうか・・・

無事200人にはいれました。チケットゲット!!

 

朝靄のマチュピチュはめちゃくちゃ幻想的でした。

こっちの方が好きかもしれない。

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7時までぶらぶらマチュピチュを散策しながらワイナピチュのふもとに向かった。

ワイナピチュ入口では名前をサインさせられる。

年に1回くらい滑落して死ぬ人がいるとかいないとか。。。

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これからあそこに登るぞ~

結論から言うと、ワイナピチュは登山としては全然たいしたことない。

慣れたひとにとってはピクニックみたいなもんだと思う。

でも高所恐怖症のひとにとっては、なかなかの大きな試練だと思う笑

私はそうだった。

絶壁にとてももろそうな石段があって、そこを登ったりとか。

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途中の景色

キャーキャー言ってトロトロ登ってたら、他の登山者がみんな声かけてくれる。

結構平気にひょいひょい行く人もいれば私みたいに顔が蒼いひともいて。

でもなんとかかんとか、登りきる!

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絶景~!!!

ワイナピチュから見た、マチュピチュ

上から見ると構造がよくわかりますね。

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しばらくポケっと見つめる。登った苦労があるから更に美しく感じるね。

 

しかし、ワイナピチュに行って思ったこと。

飲食禁止なのに、頂上でハンバーガーやらサンドイッチやら食べてる人が多かった。

別にいいよ?食べても。ちょっとくらい。

でもすーごくゴミがいっぱい捨ててあった。

こんなことしてたら、いつかマチュピチュ入れなくなっちゃうよ?

今でもそういう話が出てきているのに。

たまにAlex達が登ってゴミを持って帰ってるそう。

マチュピチュに限らず、ゴミは自分の家以外に捨てるのはやめましょう。

 

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ちなみに下山中の私。写真じゃわかんないけど横も前も崖。石段は狭くぼこぼこ。こわい。

 

ワイナピチュに登るっていう目標は達成できたし、満足。

名残惜しいけど、マチュピチュをあとにする。

午後にはクスコへ帰るので、マチュピチュ村で昼ごはんを食べることに。

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マチュピチュ村のレストランで、店員のお兄さんにおススメ聞いたらチキン!っていうからそれ頼んだ。コウモリの丸焼きがでてきた。。。

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ペルーの代表料理セビッチェ。鱒のサラダ。めっちゃ辛いんだけど癖になる味。ペルーは付け合せのジャガイモやトウモロコシに色んな種類があって、どれもおいしかった!ほくほくしてたり甘いの。

 

帰りのヴィスタドーム号は、車掌さんとか?によるアルパカ商品のファッションショーだった。

ペルー版ナマハゲみたいのが乱入してきて、突然踊らされたり、かなりおもしろかった。(突然だったので写真撮れず。)

 

クスコに着いたら、さすがにぐったりだったんだけど。

夕食にフォルクローレショーを見に行く。

 

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色んなグループが入れ替わり立ち代わり。

 

疲れ切って、ビュッフェもほとんど食べれなくて、ショーをぼーっと見ていたら

Alexが深刻な顔をして現れた。

なんかいやな予感。

ストライキで暴徒によるフリアカ空港の破壊が発生したとのこと。

明日、チチカカ湖に行く予定だったけど、空港閉鎖されているから行けない、と。

ショック。

でもなんか、すごく体が疲れていて(時差ボケと高山病と早起きのしすぎ)

よく考えられない。

とりあえず、明日は急きょクスコ観光に変更ね、と。

申し訳なさそうにAlexが言うけれど、あなたは何も悪くないです。

すごくショックだけど、明日強行スケジュールでチチカカ湖行くの、ちょっと自信がなかった。

心の片隅で、「それもよかったんじゃない?」と思っている自分がいた。

とりあえず、ゆっくり寝たかった。