不二子のラウンジ

不二子とポレポレっと過ごす時間と旅行が生きがい。目指すは隠居してから世界一周!

2011年 ペルー旅行⑥ イカの砂漠とナスカの地上絵

翌日はイカの砂漠で遊んでからナスカの地上絵へ!

 

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砂漠ってよく考えたら生まれて初めて。

鳥取砂丘いったことないや。

こんなに綺麗なものだとは思っていなかったです。

別次元の美しさ。

なんだろう、王家の紋章って感じです。違うか。

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砂漠内は、サンドバギーで移動します。

ただの乗り物だと思ってました。乗るまでは。

運転手さん、ノリノリで飛ばします!

私の体感では60度くらいある坂道をトップスピードで

「ひゃっほー♪」

って感じで飛ばします。いや、飛びます。

60度は言いすぎかもしれないですが、まじそんな体感です。

私は魂が口から抜けました。

口を開けると口の中砂だらけになるんだけど

そんなことより命のほうが大事なので

「ストップ!ストーーーップ!!ヘルプミー!!うわあああああ」

と叫び続けましたが、無視されました。

秋田さんが笑いながら「もっと飛ばして!はははは!」って言ってましたので

後でパンチくらわせてやる、と思っていました。

 

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私の恨みを買った秋田さん

 

なんだかんだ大騒ぎして砂漠の真ん中、そして山のてっぺんに。

旦那は雪国生まれのスノボ技術を生かしてサンドボードに挑戦。

 

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すごく気持ちよさそう。

に、見えますが、実はほとんど滑れていません。

難しいみたい。

一瞬立てたところをすかさずパシャリ!

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実際は転びまくりーのでした。

帰ってきた旦那は、口の中砂だらけ笑

お疲れ様でした。

 

 

そして、念願のナスカへ移動!

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このセスナに乗って、地上絵見学へ。

パイロット2人、乗客4人、つめつめの狭い飛行機。

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機内。私たちは後列。ヘッドホンからパイロットさんの声が聞こえるが全然英語聞き取れず。

 

すごく酔うと評判のセスナツアー。

トラベルミン内服して離陸。

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乾燥したボコボコした大地を抜けて、30分ほどで地上絵のもとへ。

 

結論から言えば。

地上絵は想像した以上に小さい。

私たちのカメラはレンズがしょぼいので、地上絵撮ろうにも小さくなる。

しかも、地上絵の上に行くとパイロットさんが機体をすごく傾けて

旋回して絵を見せようとしてくれるので、ものすごいGがかかる。

「おえっ」となりながら、必死で遠心力と闘いながら写真撮るのは

結構、精神力が必要かもしれないです。

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真ん中の山の斜面にハチドリ

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右下にサル。しっぽマキマキがかわいい

 

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真ん中に宇宙人。他に比べて完成度が低くてなごむ

 

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もはや何が撮りたかったのか不明

 

吐きはしなかったけど、かなり酔いました。

セスナから降りた時にはふらふら。

 

 

ナスカの地上絵は、ネットで評判をあらかじめ見ていたからあまり期待していなかった。(意外に小さい、薄い、見つけられない、酔う、など)

だからものすごーくは期待してなかったので

私的には楽しめました!

やっぱりミステリアスだし、見つけるのもゲームみたいで楽しかったし。

 

 

それから、また車にのって長時間の移動ののち首都リマに到着。

その日の夜中の便で帰国。秋田さんが帰りの飛行機のチェックインまで付き合ってくれた。本当に素敵な人でした。

おいしいお店にも連れて行ってくれたし。

いっぱい楽しませようと気遣ってくれた。

日本人のおもてなしの心を南米で感じれるとは思ってなかった。

 

後半戦、疲れ切ってて料理が食べれなくてすみませんでした。

サンドバギーで悪態ついてすみませんでした。

これからも素敵な日本人ガイドとして、ご活躍を期待しております!

 

まとめ。

9日間でのペルー旅行はとてもきつかった。

チチカカ湖に行っていたら、たぶん発熱していたに違いない。

高山病の危険もあるので次行くときは

もう少し余裕のあるスケジュールを組もうと思う。

帰国してから下痢が止まりませんでした。

 

でもペルーの旅は、心に突き刺さる景色、自然との出会いでした。

突き刺さったペルーの針は私の生涯、消えることはないでしょう。

また行きたい!!!

そう心の底から思えた。

地球は広い!

地球の裏っ側に、私たちでもがんばれば行けるんだ!

当り前だけど、当り前を実感できた旅でした。

 

 

 

 

2011年 ペルー旅行⑤ マラス塩田とイカへの移動

 

 

チチカカ湖に行けなくなったので

翌日はクスコ郊外を車と徒歩で観光。

のどかな風景。遠くに見えるアンデス山脈がきれい。

時折、道が羊の渋滞に巻き込まれ。

山間の畑も、そこらじゅうに当り前にある遺跡も本当にのどか。

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市場にいた姉妹。チップとられました。

 

そしてマラス塩田へ。

3000Mほどの山の合間にある塩田。

山を走っていると突然視界に白いものがみえてくる。

これはびっくりでした。

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近くに沸いている温泉から塩がとれるそう。

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塩田にいた少年。彫りが深くてうらやましい。

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塩の結晶。塩ってなめると苦い。

 

この日、Alexは私たちを楽しませようとたくさんの遺跡やら市場やら回ってくれた。

でも3000M越えで休憩なしに歩き回るのは

結構きつかった。。。今までの疲れも出てたから。

でもAlexに、もういいよ、とは言えなかった。

この日、完全に食欲が消失。

疲れているのに、高山病?なのか夜はあまり眠れない。

 

翌日、私たちはクスコから首都リマへ移動。

Alexとは空港でお別れ。

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とってもいいガイドさんだった。

びっくりするほど、日本語が堪能。

サッカー選手だったらしく、どんな急な階段もすごい身軽に登ってく。

付いていくのやっとだった!

ガイドさんだから当り前だけど、物知り。

しかも町中でAlexに声をかける人を見た。顔が広い!!

大震災のこと、すごく心配してくれた。ペルーも地震多いから。

 

お別れのとき、感謝の気持ちを表したくって

でもなんにも持ってなくて、日本から持ってきたお菓子をありったけあげた笑

お子さんが喜んでくれることを祈って。

いつかペルーにもう一度来ることができたらまたガイドをお願いしたい!!

 

そしてリマへ。

そのままリマから車でイカへ移動する。

イカで一泊して翌日ナスカへ行く予定。

リマの空港で、新しいガイドさんに対面!

なんと今度は日本人!秋田さん。

この方は、20代から世界中を自転車で回ったつわもの。

ペルーで仕事を頼まれて、そのまま居ついちゃったらしい笑

 

イカへの移動はひたすらなにもない道を車で移動。

6時間くらい?

なんもしてないんだけど、疲れた。

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途中の落ち日

 

この頃になって、やっぱ1週間強の休みで南米しかも高地に来て、

見たいとこ見れるだけ見て、っていう旅行は無謀だということに気付き始める。

体力的に、チチカカ湖、行ってたら間違いなく熱出てたと思う。

絶対思う。

真っ暗になったころにイカのホテルに着いた。

この日は移動のみ。

 

あ!リマで秋田さんの計らいで、

夫がパラグライダーに挑戦しました。

でも写真が、とれていない!笑

ごめん!夫!

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リマの海岸の公園にあった情熱的な像。日本にはない熱さを感じましたよ。