不二子のラウンジ

不二子とポレポレっと過ごす時間と旅行が生きがい。目指すは隠居してから世界一周!

2012年 ケニア・タンザニア③ ンゴロンゴロ保全地域へ サファリ開始!

 

宗男さんロードをひたすら進んで

夕方前にタンザニア北部にあるンゴロンゴロ保全地域へ到着。

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ンゴロンゴロの入口。ここで入園料を払う。

 

ンゴロンゴロ保全地域は、ずっと昔に火山が噴火してできた大きいクレーター。

16㎞×19㎞のクレーターで、クレーターの中の動物はほとんどそのクレーターの中だけで一生を過ごし、一つの生態系ができている。

なぜか、キリンとインパラだけがいないらしい。

ここは、マサイ族も住んでいて、だから国立公園ではなく保全地域、という体なのだそうだ。

 

雑誌で見た、ンゴロンゴロ保全地域。

ここに来たかった!

 

入口を通過してしばらく進むと、クレーターの淵に到着。

淵は標高2400mくらいあって、底は1800mくらいらしい。つまり淵の相対的高さは600m。

淵のうえから見る広大なクレーターは絶景だった。

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クレーターの中に湖も川も動物たちも。ひとつの世界が広がっていた。

 

宿はすべて淵の上に立っているので、淵を沿って宿に向かう。

宿に着いた頃には夕暮れ。

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クレーターの淵に沈む太陽

 

今日はもう遅いから、明日からサファリ。

ンゴロンゴロ・ライノロッジに宿泊。

ここのロッジはすごい!

泊まったのは1階建のロッジ。バルコニーがあるんだけど、夜はバルコニーに出ないように!と厳しく言われた。

バルコニーまで動物が来るから襲われて危ないって。

たしかにバルコニーの真ん前に大きな糞がいっぱい・・・こわい。

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バルコニーからの眺め。たしかに象がいても不思議じゃない感じ。

 

このロッジで運命の?出会い。

日本から一人でサファリしにきたハルカさんとの出会い。

しかも同じ医療関係。一緒に夕ご飯食べてなごんだ~。

アフリカまで来て、仕事の話するとは思わなかったけど笑

 

夜はすごいサムイ。。。通電や給湯の時間も限られているし、シャワーも出がいいとは言えない。ぶるぶる震えながらシャワーあびて、毛布が十分じゃないので、着こんで寝た。

 

翌日、早朝からサファリドライブ開始!!!!

わくわくする。

クレーターの淵から徐々にクレーター内へランクルで降りていく。

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第一村人ならぬ第一シマウマさんはっけーん!!

なんてきれいな模様なのだろうか。

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どんどん動物が出現していく。

第一象さん発見!

 

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シマウマさんが群れてる~

 

しかし、ここの動物たちは車を全然怖がらない。寄っても来ないけど。

私たちの事、なんだと思ってるんだろうな~。

興味なしかな。

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ダチョウさん。

 

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ヌーとフラミンゴの群れ。

決まった道を車で通ることしか許されていないから、動物に近づくことができない。

湖面いっぱいのピンク色は全部フラミンゴさん。

もっと近くで見たかったな~

 

サファリのガイド同士は無線で動物情報をひっきりなしに交換している。

Peterの無線が忙しくなった。

「ライオンいたって!行くよ!」

そして、ぶっ飛ばす!後ろの私たちは座席から転がりまくる。道凸凹だし!

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いたー!!雌ライオンだあ

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こっち来たー!

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やっぱかっちょええ。百獣の王。

サファリカーなんてものともせず、悠々と歩いていく。

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ライオン出現の報でサファリカーの大渋滞。欧米人ばっかり。

 

 

 

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ハイエナさんの周りも大渋滞

 

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イボイノシシさん家族。かわいい

 

ほんとはね、もっといっぱい動物いたんです。

でも、カメラのレンズがしょぼくて、あんまり写んなくて。

絶滅しかけのシロサイも見たんです。

でも写真では点だった・・・

 

一日中ンゴロンゴロでサファリ楽しんで、夜は違うロッジへ。

一泊だけしか取れなかった(人気あるし、値段も高すぎて涙)

ンゴロンゴロ・クレーターロッジへ!!

 

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どこのリゾートだ、って感じです。

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ハネムーンに来たのかって感じです

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部屋からクレーターが見えます

 

ホテル敷地内によくシマウマさんが遊びに来ています。

 

 

夜にはマサイ族の方たちが来て踊って歌ってくれました。

幻想的な夜。

遠くでは動物たちの声。

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ディナー食べにレストランへ行くと、テーブルの周りに花びらが敷き詰められていた。

やっぱりハネムーンと間違えられているのか!?

 

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踏まないようにするの大変だった

 

すごいホテルだった。

出発する前に、ここが1泊とれたって聞いたときは大喜びしたけど、

予想を裏切らない素敵なおもてなしを受けたんだけど、

実際泊まってみると、外の世界とのギャップが凄すぎて頭が付いて行かなかった。

 

動物たちの楽園に足を踏み入れて、贅沢すること。

周りに自然と共存しているマサイ族が住んでて。

 

うーん。。。

言葉にできない気持ち。

 

やっぱ私たちは普通のロッジでいいや笑

 

翌日は、ンゴロンゴロの淵をウォーキングサファリ!

国立公園でのサファリは車から降りていいところは殆ど無いんだけど、

ここンゴロンゴロでは淵のみ歩くことができる。

マシンガン持ったレンジャーさん付添のもとだけど。

 

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英語で説明してくれるんだけどなかなか聞き取れなくて、イライラさせちゃった

 

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歩くとすごく気持ちいい!車とはまた違う。ほんとに空気がおいしいし叫びたくなる解放感。

 

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草食動物たち。近づこうとしても一定の距離をとる。当り前か。常にピリピリしているのが伝わってくる。

 

ンゴロンゴロを十分満喫できたので、その日にセレンゲティ国立公園へ移動。

バイバイ、ンゴロンゴロ。

ここに来れて本当に良かった!!